労働紛争対策セミナー第4回
問題社員への会社のとるべき対応
問題社員への対応について,多くの企業からご相談をお受けします。一旦,労働紛争が発生すると,紛争解決のために時間的・金銭的コストがかかり,企業は多大なる不利益を被ります。
そのため,企業としては,まずは問題社員との間で紛争化させないための対策を講じる必要があります。また,労働紛争は,従業員・労働組合からの申し入れや,労基署の臨検,労働審判申立書や訴状の送付など,ある日,突然,始まりますので,労働紛争が発生した場合の対処については,平時から備えておくことが肝要です。
今回の労働紛争対策セミナーでは,問題社員への会社の対応について,労働紛争を念頭に置いた就業規則整備や,労働紛争を解決するための手段(示談交渉,紛争調整委員会によるあっせん,労働審判,訴訟等)ごとのポイントを中心に,弁護士の立場からわかりやすく解説します。